ゼロポイントで新しく生まれつづける
本業のサイトをリニューアルするために色んな会社のブログサービスを利用しようかとグルグル検索しているうちに、このブログが出てきました。
そういえば、こんなん書いてたわ、と思い出して管理ページから覗いてみると、読んでくださってた方がおられるようで。
とてもとてもびっくりしました。
最後に何を書いてたんだったけ ?と読んでみると、そうだったそうだった。
『次の世界でお会いしましょう』と書いてある。
正直すっかり忘れていました。
と、いうのは、同じ記事の冒頭で
『人は一度与えられた生の中で、そう望むなら何度でも生まれ変わることができる』
なんて書いてますが、この後そんな大げさなことじゃなくて
『瞬間瞬間、新しい自分になる』
ということがわかり
そうすると、毎秒毎秒新しい自分なので、自分が言ったことも書いたことも忘れてしまうようになったからです。
毎秒毎秒新しい自分、というのは
例えば、
「Aにしよう」
と思ったとして、その次の瞬間に
「やっぱりBの方がいい」
と思う自分は、もう違う自分だということです。
Aにしよう、という時にあなたという肉体から発される波長と
やっぱりB、という時の波長は違うからです。
波長というとわかりにくい方は、音や色でイメージするとわかりやすいかもしれません。
ほんの少し波形が変わると、それは別の音になったり色になったりします。
すべてのものを形作っている最小単位のものが常に振動している、と科学的にも証明されているようですが、きっとそういうことなんでしょうね。
だから、自分の過去の言動に囚われることもないし、人の言動に囚われることもない。
約束が破られたように思えても、約束した時のその人と私は、今のその人と私ではないから、しょうがない。
それでも、過去の一瞬のその人と私は確かに気持ちが通じ合う瞬間があった。
そのはかない、だからこそ美しい瞬間を体験したことが喜びとなって、私たちはその先に何かつらい思いをすることがあっても生き続けることができるのかもしれません。
とは、いっても、その瞬間ごとに言うこともすることもてんでバラバラでは大変なので(笑)
私たちはなんとなく毎日同じ私としての毎日を過ごしている面もあります。
その毎日の時間の積み重ねの中ででき上がった体のクセや、思考のパターン、そこからくる行動パターンのクセが、性格というようなものに見えているだけで、本来は、こんな性格、みたいなものも無いんですよ。
だから、催眠術や宗教にかかると簡単に変わってしまったりする。
性格分析みたいにパータン化したり占いも面白いですよね。
私も好きです。
ただ、その一方で、固定した自分なんてものはないんだ、と知っておくと情報に振り回されないですみます。
このブログの記事もそうで、ただの情報です。
情報は、腑(ふ)に落ちなければ空気中のチリのようなものです。
それは、どんなに賢くて社会的に名のある人であってもです。
チリのようなもの、とは、取るに足らないというような意味です。
腑に落ちないものは、取るに足らないもの。
自分以外の他人、他人の言うこと、そうしたものの集合体である社会がいう常識なんていうものは、すべて情報です。
情報は、とらえ方によって変わります。
それほど曖昧(あいまい)不確かなものです。
確かなものは
「あー、そうなんだ」
「なんなくわかる」
「わかる気がする」というもの。
あなた自身を形作っている細胞を震わせたことが腑に落ちたことで真実です。
(涙が出る、ジーンとする、鳥肌が立つ等は、細胞が大きく震えたサインです)
世の中にはいろんな人がいていろんな情報にあふれてるので、ぼーっとしてるといったい何が真実なのかわからなくなるようなのが現代で。
そしてまた、このブログの記事もただの情報です。
全部を信じないでください。
理解しようとしないでください。
情報を頭で理解しようとしてわかったような気になっても、それは幻想です。
幻想なので、振動も波長も変わりません。
幻想を真実だと錯覚すれば、バーチャルな幻想の世界で生き続けることになります。
頭で理解しようとしないと理解できないことは、少なくとも今のあなたには必要ないことです。チリです。
ふっと腑に落ちたことが、あなたの細胞を震わせ、波長や波動が奏でられ、その振動が広がっていくのです。
その振動が誰かに伝わっていく。
それがまた次の誰かへの伝わって、あなたの振動がこの世界を変えていく。
(そうして、回り回って自分のところに帰ってくるのが、引き寄せの法則です)
スッと入ってくること、自然にわかることだけがあなたの命にとっての真実です。
真実とは大切なこと、という意味です。
真実は、あなたに自然にわかること。あなたを震わせること。
『わかる』ということについては、また次回書いてみたいと思います。
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