12. 『ふと』はメッセージ
このブログは『宇宙と調和する生き方』について書いていますが、内容は決まっているわけではなく、その都度思いついたことを書いています。
思いついたことを書く、というと私が考えて書いているみたいですが、そうではないです。
内容自体は、頭を開くと流れ込んできます。
(特別なことではなく、作家やアーティストの人は大抵そうだと思います。)
その内容を人間である私が、少しでも読む人に伝わるようにパソコンを使って文章にしています。
と、いうことを『ふと』思ったので書いています。
『ふと』はエゴのない状態
『ふと』は大切なものです。
『ふと』とは『不図』、『意図せず』という意味です。
意図しないということは、思考がない『無』であり『空(くう)』の状態。
『我(が)』『エゴ』のない状態です。
日本語はひらがなと漢字がありますが、言葉の響きが同じものは、何らかのつながりがあるとされています。
『ふと』は
・不意に
という意味の他に
・立派な、壮大な、神聖な
・仏陀、仏(ほとけ)、僧
という意味があります。
『ふと』を実践していく
野生動物は『ふと』で生きているように思います。
食べること、移動すること、仲間と戯れること、眠ること…。
大自然の中で生き延びるための、いわゆる野生のカンが『ふと』。
人間はスケジュール優先の生活をしていると、『ふと』思いついたことを実行する余裕なんかなくなる。
『ふと』心が動いてしまうと予定通りにいかなくなるから『ふと』の感覚を感じないようにする。
そのうち『ふと』が感じられなくなる。
飼われていた管理されることに慣れた動物が、いきなり自由を与えられ、大自然に放されても生きていくのは難しいでしょう。
人間も『ふと』の感度が落ちていれば、例え自由だといわれても、やりたいことも方向もわからない。
もし今どう生きていいか迷いがある人は、『ふと』を大切にすることからはじめてみてください。
『ふと』思いついたことをやってみる。
『ふと』感じたことを伝えてみる。
『ふと』は小さなことではなく、あなたにとって神聖なものなのだから。
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